
こんにちは。C-real(クリアル)の原田です。
しばらくブログをお休みしていましたが、また少しずつ更新していこうと思います。
日々の現場に追われる中で、書きたい気持ちはあったのに後回しになってしまって…。
でも「続けること」に意味があると思うので、自分のペースで綴っていきます。
先日、とあるお部屋のクリーニングに入りました。
キッチンに立った瞬間に思ったのは「窓が多いなぁ」ということ。
光がたくさん入って気持ちのいいお部屋ですが、掃除となると少し気合いが必要です。
そんなときに役立つのが、ガラスの拭き筋を残さないちょっとしたコツ。
布を変えるタイミングや水気の取り方を工夫するだけで仕上がりがぐっと変わります。
「次に住む方が気持ちよく過ごせますように」と思いながら、最後まで丁寧に仕上げました。
仕事をしていると、毎回違う発見があります。
「今日はこのやり方の方が早い」と気づいたり、逆に「まだまだだなぁ」と反省したり。
そういう小さな積み重ねが、この仕事の面白さであり、私自身の学びにもなっています。
これからも、現場でのエピソードや清掃の工夫、日々の気づきを少しずつ書いていきますので、
また覗いていただけたら嬉しいです。
皆さんこんにちは!
C-real、更新担当の中西です。
~変遷~
目次
日本で「ハウスクリーニング」という言葉が一般的に知られるようになったのは昭和後期から平成初期にかけてです。
当初は、富裕層や共働き世帯の一部で利用される「家事代行」の一形態として普及。
まだ専門的な業者は少なく、「掃除を外注する」という発想自体が珍しい時代でした。
1960〜70年代、高度経済成長とともにオフィスビルやマンションが急増し、清掃業界が拡大。
ビル清掃の技術やノウハウが家庭向けにも転用され、徐々に 専門的なハウスクリーニング業 が生まれました。
この時期から「引っ越し前後の清掃」や「定期的な訪問清掃」といったサービスが定着していきます。
バブル崩壊後、共働き世帯の増加や高齢化の進行により、家庭の掃除を外注する需要が拡大。
同時に、住宅設備の多様化(システムキッチン、ユニットバス、エアコン普及)により、専門技術を持つ業者の存在意義 が高まりました。
この時代の特徴:
エアコンクリーニングの普及 ❄️
水回りのカビ・油汚れに特化したサービス
ハウスクリーニング専門チェーンの全国展開
個人事業主による地域密着型サービスの増加
「家庭の掃除を業者に頼むのは特別なこと」から「一般的な選択肢」へと変化しました。
インターネットの普及とともに、ハウスクリーニングの依頼方法も大きく変化。
Web予約・比較サイトの登場
料金の明朗化・標準化
サービスメニューの細分化(レンジフード、浴室、窓ガラスなど)
さらに「家事代行サービス」との垣根が薄れ、暮らし全体を支えるサービス業としての位置づけが広がりました。
コロナ禍をきっかけに、衛生意識が急激に高まり、ハウスクリーニング業にも新しい需要が生まれました。
除菌・抗菌コーティング のサービスが拡大
エコ洗剤や天然成分を使った環境配慮型クリーニング
高齢者・単身世帯向けのニーズ拡大
アプリやマッチングサービスによる即日依頼の仕組み
AI・ロボット掃除機との共存で「人にしかできないプロの仕上げ」への期待が高まる
「単なる掃除」ではなく、健康・安心・快適な暮らしを提供する産業へと進化しています。
今後のハウスクリーニング業は、さらに次の方向へ進化すると考えられます。
スマートホーム連携:IoT家電とクリーニングの統合サービス
高齢社会への対応:生活支援・介護予防を兼ねた清掃
サステナブル化:再利用可能な資材・洗剤の活用
パーソナライズサービス:AIによる家庭ごとの最適清掃プラン
ハウスクリーニング業は、
家事代行的な始まりから
清掃業の専門化
共働き・高齢化社会での需要拡大
ライフスタイルサービス化
環境・衛生意識の高まり
といった時代の変化に合わせて進化してきました。
これからも「住まいの快適さ」「暮らしの安心」を支える存在として、さらに重要な役割を果たしていくでしょう🏠✨🧹
C-realでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
「人柄」を重視した採用を行っていますので、求人情報ページをご覧のうえ、ご応募ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
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~“選ばれる清掃会社”~
清掃業は現場力×仕組みの産業。人手不足・単価圧力・クレームリスクの三重苦を越えるには、標準化とデジタルが決め手です。ここではビルメン・店舗・宿泊・製造現場を対象に、経営と現場の両輪を解説します。
1|品質は“色と順路”で作る——クロス色分け&動線設計 ️
2|SDS・希釈・保管——“薬品の三種の神器”
3|安全は最優先——転倒・落下・化学物質
4|DXで“迷わせない・待たせない” ️
5|KPIと原価の見える化
6|現場教育:90日オンボーディング
7|剥離・洗浄・コーティングの勝ちパターン
8|エコ清掃と省エネ
9|価格設計と提案力
10|採用と定着:人が辞めない組織の作り方
11|ケース:24hジムの日常清掃を刷新 ️♀️
12|“30日で変える”改善ロードマップ ️⚙️
清掃業の競争力は、安全に“同じ良さ”を繰り返せる仕組みで決まります。
色分け×動線×希釈×DX——この4点セットで、**品質↑・事故↓・原価↓・離職↓**を同時に実現。
「現場で昨日より良くする」小さな一歩を、今日から始めましょう。
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~“落ちない”を落とす~
「毎日拭いているのに、いつの間にかくすむ」「掃除に時間をかけても仕上がりがイマイチ」それ、汚れの“正体”と“当てる薬”がズレているのかもしれません。清掃は汚れ×素材×道具×手順のマッチング。ここでは一般家庭〜小規模オフィスまで、そのまま使えるプロの型を公開します。
1|まずは“敵を知る”——汚れ分類と当て方
⚠️ 禁忌:酸性と塩素の混用は絶対禁止(有毒ガス)。また、石材(大理石・御影)に酸はNG。テスト拭きを徹底。
2|“道具4点セット”で8割決まる
希釈は正義:原液で“力任せ”は素材を傷めがち。ラベル通りの希釈+**放置時間(ドウェル)**で“洗剤に働かせる”。
3|場所別・プロの一筆書き動線 ️
キッチン
浴室
ガラス・鏡
フロア
4|15分で変わる“毎日のミニ習慣” ⏱️
5|季節の“攻め所”カレンダー
6|“プロに頼む”判断基準
7|チェックリスト✅
[ ] 洗剤の混用禁止を家族と共有
[ ] クロスの色分けを導入
[ ] スクイジーを浴室にも常備
[ ] 季節カレンダーを冷蔵庫に貼る
[ ] “頼る案件”を3つ決めておく
清掃は科学×段取り。汚れの正体に合う処方と道具の基本形が入れば、仕上がりは安定します。迷ったら中性→局所テスト→希釈厳守で安全に。今日から“ラクにキレイ”を始めましょう。
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トイレクリーニング|空室でも気持ちよく使えるように
こんにちは。岐阜市を中心に空室清掃を行っているC-real(クリアル)です。
今回は、空室物件の【トイレクリーニング】の一例をご紹介します。
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一見キレイでも、よく見ると…
空室のトイレは「使われていないから汚れていない」と思われることがあります。
でも実は、くすみや水垢、ホコリなどが静かに積もっていることも少なくありません。
今回の物件も、ぱっと見はそこまで汚れていないように見えましたが、
・便座のスキマまわり
・給水管や金具まわりの水垢
・便器のフチの内側
など、細かな部分にくすみや汚れがありました。
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細部まで丁寧に清掃しました
見落とされがちな部分も、しっかりチェックしながら、
専用の洗剤や道具を使って、丁寧にクリーニング。
蛇口まわりの曇りや、フチ裏のくすみもスッキリ✨
見た目はもちろん、使う方にとっても気持ちのいい空間に整いました。
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「新品じゃないけど、気持ちは新品に」
トイレは、毎日使う場所。
空室でも、見学する方が最初に「清潔さ」を感じる場所のひとつです。
C-realでは、見た目の美しさだけでなく、
「ここで新しい暮らしが始まる」ことを意識して、丁寧な清掃を行っています。
【施工事例】岐阜市でキッチンまわりの空室クリーニングを行いました
こんにちは、C-real(クリアル)です。
今回は岐阜市内の空室1Kにて、キッチンまわりのクリーニングをご依頼いただきました。
焦げ付きが強かったガスコンロの五徳やグリル内部、
くすみや水垢が目立っていたシンク周りなど、
「まるっとお任せ」でしっかり仕上げました🧼
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🔧 Before → After 写真で比較!
📷ビフォー(Before):
• ガスコンロには長年の焦げがびっしり
• グリル内部は煙と油汚れで黒ずみ
• シンクの水垢・くもりも強め
📷アフター(After):
• 五徳のこびりつきもスッキリ✨
• グリルの奥までピカピカに
• シンクもツヤ感復活!
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💡 今回のポイント
• 焦げ付き・油汚れはしっかり浸け置き+手作業で丁寧に除去
• グリル内も外せる部品は分解して丸洗い
• 水垢には素材に合わせた洗剤を使い分け
頑固な汚れも、状態を見ながら「無理なく」「でも妥協せず」に落としています。
窓とサッシも主役です|空室クリーニングの細部へのこだわり
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空室清掃で意外と見落とされがちなのが、「窓」と「サッシ」のお掃除です。
ガラスがくもっていたり、サッシのレール部分にホコリや泥が溜まっていたりすると、せっかくお部屋がキレイになっても、どこかスッキリしない印象を与えてしまいます。
特に掃き出し窓(バルコニーへ出る大きな窓)は、開け閉めのたびに目に入る場所。
そのレール部分には、砂や髪の毛、細かいゴミがびっしり…ということも。
今回の清掃では、そんな「窓まわり」にもしっかりと時間をかけました。
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▪️ガラスは外側・内側どちらも拭き上げ
くもりや水垢がついていると、外の景色も見えづらくなってしまいます。
しっかりと拭き上げることで、透明感が戻り、光の入り方まで変わって感じられます。
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▪️サッシのレール部分も、ブラシと拭き取りで徹底洗浄
細かな溝にも入り込んだ汚れをブラシでかき出し、水拭き・乾拭きで仕上げ。
「引き戸の開け閉めがスムーズになった」とのお声もいただいています。
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こうした細かい部分の仕上がりが、全体の印象を大きく左右します。
C-realでは「見えないところ」「地味だけど大切な場所」にこそ、丁寧さを大切にしています。
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空室清掃のご相談はお気軽に
岐阜市を中心に、空室クリーニング・ハウスクリーニングを行っています。
1K〜ファミリータイプのお部屋まで幅広く対応。窓・サッシはもちろん、水まわりや床までしっかりキレイに仕上げます。
お問い合わせはお電話またはメールフォームからお気軽にどうぞ😊
皆さんこんにちは!
C-real、更新担当の中西です。
~社会的役割~
「掃除をする仕事」と聞いて、軽視する人もいるかもしれません。しかし現代においてハウスクリーニング業は、社会のあらゆる層の暮らしを支えるインフラ的存在へと進化しています。ただ汚れを落とすだけではなく、健康・福祉・地域連携・雇用創出など、さまざまな社会的意義を持つようになっています。
ハウスクリーニング業が担っている重要な社会的役割について、具体的な事例とともに掘り下げていきます。
日本社会は急速に高齢化が進んでいます。体力の衰えにより、自宅の掃除や家事全般が困難になる高齢者が増える中、ハウスクリーニングは在宅生活を支える“もう一つの介護”としての役割を担っています。
支援内容の例
行政や地域包括支援センターと連携した「介護保険外サービス」として活用されるケースも増えており、ハウスクリーニングは地域福祉の一端を担っています。
近年、共働き家庭やシングルペアレント家庭の増加により、家庭内の時間や精神的余裕が失われがちです。ハウスクリーニングはそうした家庭にとって、時間の再配分と心の余裕を生むライフサポートの役割を果たします。
具体的な価値
これらは一家庭の問題解決にとどまらず、少子化対策や女性の社会進出支援という国家的課題とも結びついています。
近年、地震・洪水・火災などの自然災害や、孤独死・ゴミ屋敷といった社会課題に対応する「特殊清掃」分野が注目されています。
災害・特殊清掃における社会的役割
このように、ハウスクリーニングは社会の“最前線の現場”で、生活環境と人間の尊厳を守る存在として機能しています。
ハウスクリーニング業は、学歴や年齢を問わず、多様な人々に働く場を提供する雇用の受け皿でもあります。
雇用面での社会的価値
また、マナー・清掃技術・接客力といった「人間力の訓練の場」としての教育的機能も備えており、働く人の自己成長を促す側面も大きいです。
コロナ禍をきっかけに、「清潔な空間」が社会全体の安全に直結することが再認識されました。ハウスクリーニング業はその現場最前線で、衛生意識の啓発と具体的な対策の実行者としても活躍しています。
感染症対策における貢献
こうした実績は、単なる清掃業ではなく、“生活と命を守るインフラ業”としての信頼性を高めています。
定期的に訪問する清掃スタッフは、住民にとっての「顔の見える存在」になり得ます。それは、都市化や孤立が進む現代において、見過ごされがちな人間関係を結ぶ小さな接点でもあります。
このように、ハウスクリーニング業は、物理的な清掃を超えて、心のつながりを生む役割も果たしているのです。
ハウスクリーニングは“社会を磨く仕事”である
ハウスクリーニングは単なる「掃除」ではありません。それは、暮らしを整え、心を整え、人と社会を支える仕事です。
高齢化、共働き化、災害、感染症、孤独……私たちが直面する社会課題の多くに、ハウスクリーニング業は現場レベルで応えています。そしてその仕事には、誰かの暮らしを守り、人生を支える誇りと責任が宿っているのです。
これからの時代、ハウスクリーニングはますます、“生活支援の専門職”としての社会的地位と役割を高めていくことでしょう。
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【窓のレール清掃、ここまで変わります。】
空室清掃の現場で、毎回しっかり確認するのが「掃き出し窓のレール(サッシ)」です。
一見、あまり汚れていないように見えても、
実は細かな砂・ホコリ・ゴミが溜まりやすい場所。
放っておくと、窓の開け閉めが重くなったり、音がガリガリしたりしてしまいます。
今回の現場も、レール部分にかなりの砂ぼこりが蓄積していましたが、
ブラシやノズル付き掃除機、そして拭き仕上げで、すっきりと。
レールがキレイになると、窓の動きがスムーズになるだけでなく、
「ちゃんと手入れされた空間」に感じられるのも不思議です。
見落とされがちな場所こそ、しっかり丁寧に。
小さな仕上がりの積み重ねが、次の入居者様の第一印象につながると考えています。