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日別アーカイブ: 2025年5月19日

第9回ハウスクリーニング雑学講座

皆さんこんにちは!

 

C-real、更新担当の中西です。

 

 

 

ハウスクリーニングの歴史 〜暮らしの進化とともに歩んだ清掃サービス〜

 

 

 

今回は「ハウスクリーニングの歴史」に注目してみましょう。

今でこそ「プロに清掃を依頼する」という選択肢が一般的になりましたが、実はこの業界、意外なほど深い背景と進化の歴史を持っています。

生活様式や価値観の変化とともに発展してきた、ハウスクリーニングの歩みをひも解いてみましょう。

 

 

 

🧹1. 自分で掃除をするのが当たり前だった時代

 

かつて、日本では「掃除は家庭の仕事」とされてきました。

特に昭和30〜40年代までは、主婦(主に女性)が日常的に家中を掃除するのが当然で、業者に頼むという発想は一般的ではありませんでした。

 

畳のホコリははたきで

掃き掃除、雑巾がけが日課

換気扇やガス台の油汚れも自分でゴシゴシ

 

道具も「ほうき・雑巾・ちりとり」などの手作業中心で、家電製品は掃除機程度しか普及していませんでした。

 

 

 

🏠2. 住宅設備の近代化が“プロの手”を求めた

 

昭和50年代以降、住宅が急激に変化します。

 

システムキッチン、ユニットバスの普及

カーペットやフローリングの床材の多様化

エアコン・レンジフードなどの機械設備の複雑化

 

これらの変化により、「家庭では落としきれない汚れ」が増加。さらに共働き家庭の増加と高齢化が重なり、“自分で掃除する余裕がない”という需要が顕在化しました。

 

 

 

🧽3. 1980年代:清掃業からハウスクリーニング業へ

 

このころから、ビル清掃や工場清掃を専門にしていた業者が、一般住宅にも進出するようになります。

 

エアコンクリーニングの専業業者が登場

水回り清掃、空室清掃の専門サービスの確立

不動産管理業者や建築会社との連携強化

 

これにより、業界は一気に“サービス業”へと転換。職人から接客対応まで求められる新しい職種として、ハウスクリーニング業が確立されていきました。

 

 

 

🧼4. 平成〜令和:個人宅サービスが定着し、細分化へ

 

1990年代後半から2000年代にかけて、インターネットの普及や口コミ文化の進展とともに、「掃除を頼む」ことが日常の選択肢として浸透します。

 

子育て世代・高齢世帯・単身者の利用が増加

「お掃除本舗」「ダスキン」など全国ブランドの台頭

口コミ・SNSによる差別化が加速

 

さらに、以下のような細分化サービスが登場:

エアコン・洗濯機の分解洗浄

在宅・空室クリーニングの明確な区別

1時間単位の定期サービス化

 

現在では「家をキレイにする」だけでなく、「暮らしを快適に保つためのパートナー」としての存在価値が認識されています。

 

 

 

✨まとめ:ハウスクリーニングは“暮らしの進化”の一部

 

生活が複雑になるにつれ、掃除もまた専門化・プロ化が求められるようになりました。

ハウスクリーニング業界は、単なる清掃業から生活支援サービスへと進化してきたのです。

次回は、そんなハウスクリーニングの現場で守られている“鉄則”についてご紹介します!

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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