
皆さんこんにちは!
C-real、更新担当の中西です。
ハウスクリーニングの歴史 〜暮らしの進化とともに歩んだ清掃サービス〜
今回は「ハウスクリーニングの歴史」に注目してみましょう。
今でこそ「プロに清掃を依頼する」という選択肢が一般的になりましたが、実はこの業界、意外なほど深い背景と進化の歴史を持っています。
生活様式や価値観の変化とともに発展してきた、ハウスクリーニングの歩みをひも解いてみましょう。
🧹1. 自分で掃除をするのが当たり前だった時代
かつて、日本では「掃除は家庭の仕事」とされてきました。
特に昭和30〜40年代までは、主婦(主に女性)が日常的に家中を掃除するのが当然で、業者に頼むという発想は一般的ではありませんでした。
畳のホコリははたきで
掃き掃除、雑巾がけが日課
換気扇やガス台の油汚れも自分でゴシゴシ
道具も「ほうき・雑巾・ちりとり」などの手作業中心で、家電製品は掃除機程度しか普及していませんでした。
🏠2. 住宅設備の近代化が“プロの手”を求めた
昭和50年代以降、住宅が急激に変化します。
システムキッチン、ユニットバスの普及
カーペットやフローリングの床材の多様化
エアコン・レンジフードなどの機械設備の複雑化
これらの変化により、「家庭では落としきれない汚れ」が増加。さらに共働き家庭の増加と高齢化が重なり、“自分で掃除する余裕がない”という需要が顕在化しました。
🧽3. 1980年代:清掃業からハウスクリーニング業へ
このころから、ビル清掃や工場清掃を専門にしていた業者が、一般住宅にも進出するようになります。
エアコンクリーニングの専業業者が登場
水回り清掃、空室清掃の専門サービスの確立
不動産管理業者や建築会社との連携強化
これにより、業界は一気に“サービス業”へと転換。職人から接客対応まで求められる新しい職種として、ハウスクリーニング業が確立されていきました。
🧼4. 平成〜令和:個人宅サービスが定着し、細分化へ
1990年代後半から2000年代にかけて、インターネットの普及や口コミ文化の進展とともに、「掃除を頼む」ことが日常の選択肢として浸透します。
子育て世代・高齢世帯・単身者の利用が増加
「お掃除本舗」「ダスキン」など全国ブランドの台頭
口コミ・SNSによる差別化が加速
さらに、以下のような細分化サービスが登場:
エアコン・洗濯機の分解洗浄
在宅・空室クリーニングの明確な区別
1時間単位の定期サービス化
現在では「家をキレイにする」だけでなく、「暮らしを快適に保つためのパートナー」としての存在価値が認識されています。
✨まとめ:ハウスクリーニングは“暮らしの進化”の一部
生活が複雑になるにつれ、掃除もまた専門化・プロ化が求められるようになりました。
ハウスクリーニング業界は、単なる清掃業から生活支援サービスへと進化してきたのです。
次回は、そんなハウスクリーニングの現場で守られている“鉄則”についてご紹介します!
次回もお楽しみに!
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